県独自の対策／スピードと決断

宣言と対策のパッケージ

県独自の「非常事態宣言」を4月と7月の2度にわたって行いました。同時に医療福祉、経済再生、教育の３点について、総合対策をパッケージとして発信。9月1日の「第２波非常事態」解除の際にも、第3波に備えるための総合対策を発表しました。

• 4月3日　知事メッセージと緊急対策「ストップ　コロナ2週間作戦」
• 4月10日　非常事態宣言・『非常事態』総合対策
• 4月16日　緊急事態措置区域に指定　　→4月20日『緊急事態』総合対策
• 5月14日　緊急事態措置区域の解除　　→5月15日「コロナ社会を生き抜く行動指針」
• 7月31日　「第2波非常事態」宣言と緊急対策
• 9月1日　「第2波非常事態」宣言の解除と総合対策「新たな波への対応」
• 11月25日　「第3波拡大阻止」のための緊急対策を県民にお知らせ

「第3波拡大阻止」のための緊急対策をお知らする動画

独自指標の設定と一貫した運用

宣言発出と解除の判断の拠りどころとして、5月に本県独自の「基準指標」を設けました。日々の感染状況を分析しながら、新規感染者数や陽性率、重症者数など5つの指標の状況を把握し、専門家会議の意見も踏まえ、非常事態宣言を含めた県民向けメッセージの内容やタイミングを決断。一貫した運用を行い、対策の強化と緩和に際して同じ基準で判断することを特徴としています。

新型コロナウイルスの感染状況を示す基準指標

※新規感染者数／行政検査＋保険適用検査

医療提供体制への負荷の状況を示す基準指標

岐阜県HP 新型コロナウイルス感染症【県内の感染動向】はこちら
https://www.pref.gifu.lg.jp/site/covid19/26547.html

コロナ・ハラスメント対策

2020年7月に制定した「岐阜県感染症対策基本条例」では、新型コロナウイルス感染症に関連した差別的取り扱いや誹謗中傷を禁止行為として規定しました。9月1日には知事、市町村長との連名で「ストップ『コロナ・ハラスメント』」宣言を実施し、併せて相談体制の強化や、ネットパトロール体制の整備等を進めています。
ストップ「コロナ・ハラスメント」宣言

• 患者、濃厚接触者、医療従事者、外国人の方々、他地域からの来訪者、そして、それらのご家族や特定の店舗などへの差別的取扱い、非難を絶対になくしましょう。
• 不確かな感染情報（デマ）の拡散は許されることではありません。SNSに書き込むなど安易に広げることは、かえって人に不安を与えるだけです。
• 医療従事者をはじめ、新型コロナ対策に携わる関係者の方々、あるいは食品流通業務や、生活安全業務など、私たちの暮らしを支える方々に改めて感謝しましょう。

岐阜県HP ストップ「コロナ・ハラスメント」宣言はこちら
https://www.pref.gifu.lg.jp/site/covid19/84880.html

支援策のスピード給付

2020年5月から、県独自の休業協力金医療機関に対する支援金をはじめとした各種支援策の最速給付に努めてきました。

＜岐阜県新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金の支給決定状況＞
申請受付件数：16,989件
うち支給決定件数：15,191件
※2020年6月12日（金曜日）現在の処理状況（以降、最終的な件数は精査中）

岐阜県HP 「岐阜県新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金」について
https://www.pref.gifu.lg.jp/site/covid19/26693.html

独自の宿泊キャンペーン

2020年6月16日、県独自の宿泊キャンペーン「安心ステイ〜ほっと一息、ぎふの旅」を開始。県民限定、あるいは愛知・三重を加えた3県限定のクーポンを発行し、合計3万8,000人の宿泊需要を創出しました。今後も第5弾まで計画しており、合計10万人泊の需要を創出する計画です。

岐阜県HP 安心ステイ〜ほっと一息、ぎふの旅”宿泊キャンペーン第3弾スタート！
https://www.pref.gifu.lg.jp/page/92414.html

新型コロナ、季節性インフル両方に対応

2020年10月14日から全国に先駆け、新型コロナ、季節性インフル両方に対応する「診療・検査医療機関」の運用が始まりました。

岐阜県HP 型コロナウイルス感染症　新たな診療・検査体制
https://www.pref.gifu.lg.jp/site/pressrelease/102486.html